今回は、国交省だけでなく農政局、地方自治体等で試行拡大している工事情報共有システム(ASP)を、電子納品のメリット面からご紹介します。
電子納品の対象は、大きく分けると「工事写真」「図面」「工事帳票」の3種類ですが、工事情報共有システムは「工事帳票」を取り扱います。(※発注機関によっては納品対象は異なります。)
工事情報共有システム(ASP)で業務が劇的に変わります!
改善ポイント①:検査時の効率化!
紙でやり取りをしている方で検査前日の話
「あれ?添付資料はどこ行った?」
「インデックスが剥げてる…」
「協議書の目次を作成しないと。」
こんな大変な経験をしたことがありませんか?
ASPを使えば作業は人差し指だけ!
(電子検査の場合)
クリックをしてダウンロード!それだけで工事書類一覧表(Excel)も自動で出てくるので、電子検査の場合は準備完了です。余った時間で、別業務も行えます!
改善ポイント②:電子納品支援ソフトへ取込時の効率化!
【紙でやり取りをしている場合】
上記のような流れで電子納品支援ソフトに取り込まれているかと思います。紙で決済をしていると、スキャンする手間や、電子納品に必要な発議年月日等の情報を付けないといけません。
【ASPを利用した場合】
手順はこれだけです!ASPからダウンロードしたデータを電子納品支援ソフトに取り込むと、自動的に発議日時や発議種類などが一緒に取り込まれるので、情報付けは必要ありません。作業時間は5分程度!業務の効率化が望めます。
※発注機関によっては取込の必要がない場合があります。事前にご確認下さい。