今年に入り、新型コロナウィルス感染症(COVID-19)が猛威を振るっており、各業界へ様々な影響が出ていますが、建設業界も影響を受け始めています。自治体によっては発注者の方が”5割勤務”となり、また施工会社の現場監督の方も会社から「来週からテレワークを導入しよう!」と言われ、どうすれば良いのか分からないままテレワークを行っている人も少なくないのではないでしょうか。
そこで、全三回の記事ではありますが、建設業界の「テレワーク」や「リモートワーク」の働き方についてご紹介していきますので、少しでも皆様のお役に立てればと思います。
目次
- テレワークとは?
- 建設業のテレワークは実現可能か?
- 建設業でテレワークを行うときのオススメ
テレワークとは?
テレワークとは、情報通信技術(ICT)を活用した、場所や時間にとらわれない柔軟な働き方のことです。働く場所によって呼び名が変わり、在宅勤務の場合は『テレワーク(在宅ワーク)』、移動中やお客様先で携帯機器を扱う場合は『モバイルワーク』、レンタルスペースを使った場合は『サテライトオフィス勤務』と呼びます。詳しくはこちら→https://japan-telework.or.jp/
建設業のテレワークは実現可能か?
ここまで読まれた方で「テレワークについては分かったけど、でも建設業は無理でしょ?」と思っていませんか。結論から申し上げると、部分的には可能です!
~ 施工会社の例 ~
※情報共有システム(ASP)とは、インターネット上で受発注者間のデータの送受信が可能で打合せ簿の作成・回覧・決裁の一連の流れを行えるシステムです。詳しくはこちらから→https://gcloud.genbasupport.com/
建設業でテレワークを行うときのオススメ
情報共有システム(ASP)を取り入れ、家で作業を行えるようにするだけでも充分業務の効率化へ繋がりますが、Web会議システムも一緒に取り入れると更に業務効率化が進みます!
情報共有システム(ASP)とWeb会議システムを組み合わせると、まるで対面しているかのようにリアルタイムで社内外との報告業務や中間検査等が行えるようになり、遠隔地にいながら幅広い業務が行えるようになります。そして、これらのツールはPCが苦手な方でも導入が可能で、建設業で働く方の強い味方となります。
以上が『第一弾 建設業の強い味方編』でした。上記で紹介してきた以外にも、テレワークの活用方法は数多くありますが、多少は建設業におけるテレワークのイメージが見えてきたのではないでしょうか。
次回更新予定の第二弾では、『なぜ情報共有システム(ASP)はテレワークに向いているのか』について、具体的な活用例を踏まえながらご紹介していきたいと思います!