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建設業でも始まるテレワーク! ~第三弾 テレワーク×ASP×Web会議システム編~

今年に入り、新型コロナウィルス感染症(COVID-19)の影響で建設業界でもテレワークを始めるところが増えています。そこで、反響のあった前々回の『第一弾 建設業の強い味方編』では、建設業の方にとってテレワークを行う際に、情報共有システム(ASP)は強い味方であることをご紹介しました。また同じく反響のあった前回の『第二弾 テレワーク×ASP編』では、情報共有システムを活用したときのメリットを、より具体的にテレワーク環境での活用を想定しながらご紹介しました。そして、今回の第三弾では、テレワークと同時に普及率が上がっている『Web会議システム』と情報共有システム(ASP)の活用方法についてご紹介していきます。

全三回の記事ですが建設業界の皆様に少しでもお役に立てればと思います。

 

目次

  • Web会議システムとは?
  • テレワーク×情報共有システム(ASP)×Web会議システム

 

Web会議システムとは?

遠隔地にいる相手と映像や音声、資料の共有を行い、会議を行うことができるコミュニケーションツールのことで、『テレビ会議(ビデオ会議)システム』に比べると安価なため、比較的容易に取り入れることができます。また、近年では国土交通省が遠隔臨場を推進しています。

 

『Web会議システム』と『テレビ(ビデオ)会議システム』の違い

Web会議システム テレビ(ビデオ)会議システム
必要な物 特に必要なし
インターネットが使えるPC、タブレット、スマートフォンがあれば直ぐに活用できる
※PCにマイクが無い場合は音声が拾えないのでご注意下さい
専用機材が必要
会議を行うスペースに、専用のカメラやその他機材を設置する必要がある
費用 比較的安価
必要な機材もなく、設置費用も掛からないため、手軽に始めることが可能!
高価
専用の機材が必要で、機材自体も高価。場合によっては工事費もかかるので、導入時に費用がかさむ
機能 いつでも、どこでもインターネットが繋がる環境なら接続可能!また、資料の共有も出来る。ただし、インターネット通信が不安定だと接続が悪くなり、音声が途切れ途切れになることがある 安定した接続が可能で、音声や画像が途切れることが少ない。しかし、システムによっては資料の共有が不可能で、また接続相手にも同じテレビ会議システムの環境が必要

Web会議システムとテレビ(ビデオ)会議システムの違いについては上記にまとめている通りで、施工会社の方が「試しに使ってみよう!」と導入し易いのがWeb会議システムになります。また、システムによっては制限はあるものの(接続時間が40分等)無料で使うことが出来るシステムもあります。

PCにカメラが付いていない場合でも、3000円以内の予算で十分な機能を持つWebカメラやスピーカーを用意することが可能で、インターネットが使えるスマートフォンやタブレットだけでも接続が可能なので、Web会議システムに少しでもご興味があれば、ご検討してみてはいかがでしょうか。

 

国土交通省の遠隔臨場について詳しくはコチラ『建設現場における遠隔臨場に関する監督・検査試行要領

 

テレワーク×情報共有システム(ASP)×Web会議システムについて

組み合わせると業務効率化が加速する!情報共有システム(ASP)とWeb会議システム!

情報共有システム(ASP)の機能で、データの送受信や発議管理を行う機能があり、そこにWeb会議システムの音声・映像を共有する機能が加わると、直接会っているときと同じように打合せを行うことが可能になります。その他にも、テレワーク時に情報共有システム(ASP)とWeb会議システムを取り入れることで、下記のことが可能になります!

  • PC(またはタブレット・スマートフォン)の画面上でリアルタイムなコミュニケーションが可能!
  • 説明時に画面共有が可能!
  • 情報共有システム上で整理している資料をリアルタイムで共有できる!
  • 中間検査が行える!(※発注者の方にご相談下さい)
  • 打合せ簿の回覧、事前資料等のデータの共有が可能!
  • 移動時間が無くなる!

 

セミナーや遠隔支援にも活用!

弊社では、自治体によってはWeb会議システムを用いて遠隔支援を行わせていただいている発注者の方もいます。また、受注者・発注者の方を交えた情報共有システムについての活用をご紹介する遠隔セミナーも数多く行っております。

※写真は実際に開催した遠隔セミナーの様子

 

まとめ

新型コロナウィルス感染症(COVID-19)の影響を受け、建設業界でもテレワークの導入が始まったため、これまで全三回に分けて『テレワーク』というテーマで記事を書いてきました。

第一弾 建設業の強い味方編』では、建設業のテレワーク時には強い味方がいることをご紹介しました。

第二弾 テレワーク×ASP編』では、具体的にテレワーク時の情報共有システムの活用例をご紹介しました。

そして、今回の『第三弾 テレワーク×ASP×Web会議システム編』では、普及率が上がっているWeb会議システムと情報共有システムを組み合わせた際のメリットをご紹介しましたが、如何でしたでしょうか?

 

これまで建設業で、テレワークが出来る時代が来るなんて思っていましたか?

当分先の話だと思っていませんでしたか?

しかし、実際にこれまでご紹介してきた働き方の施工会社様は既に数多くいらっしゃいます。

時代は”出来ない”ことが、急速に”出来る”ように変わる過渡期に入っています。

 

新型コロナウィルス感染症が落ち着き始めているからと言わず、これからの働き方を考え、

是非一度情報共有システム(ASP)をお使いの方はWeb会議システムの活用を検討してみてはいかがでしょうか。

また、まだ情報共有システム(ASP)を使われたことのない方は、先ずは情報共有システム(ASP)を検討してみてはいかがでしょうか。

 

働き方を工夫しながら業務の効率化を向上させ、新型コロナウィルスの影響を最小限に抑えていきましょう!

 

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余談 ~協力会社さんとの連絡手段について~

皆さんは協力会社の方とどのように連絡を取っていますか?

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