導入事例

ASPの活用で工場と現場の情報のギャップが改善されました

会社名 株式会社大島造船所
ご担当者 鉄構事業部 鉄構部 次長 松山 善博 様
発注機関 九州・中国地方整備局及び、長崎県・熊本県・鹿児島県など各自治体
導入前の課題
現地と工場で個別にファイル管理していたため、情報差が発生していた
解決方法
各担当が資料を閲覧できるようにASPに登録
効果
資料の一元管理と見える化により、フォロー体制を構築できた

 

現場クラウドOne(以下One)を利用された感想はいかがでしょうか?

私はASPでは、現場クラウドOneが使い易いと思って使っています。
このOneにある、施工プロセスチェック機能も非常に重宝しています。

ASPを使うことで改善されたことは何でしょうか?

工場と現地の情報共有


ASP導入以前は、現地と工場では資料を個別にファイリングをしていました。ちょっとしたやり取りや決定事項が共有されていないこともあり、検査前に慌ててしまう事態もありましたが、
ASP導入後は、工場と現地の情報の一元化ができるようになりました。
最近では、現場担当・工場製作担当・設計担当だけでなく、積算担当もASPに登録しています。設計変更などが発生すれば、それに付随する情報もすぐに確認できるようにしています。

様式確認の手間の省略

当社は九州内の各自治体で工事を請け負っています。ASP導入以前は、各発注機関ごとに最新の書類様式を確認する必要がありましたが、ASP導入後は最新の様式が即座に利用できるため便利です。

回覧に伴う移動時間の削減と回答の早さ

ASP導入前、書類の提出は発注者との打ち合わせのタイミングで書類をまとめて提出していましたが、工場製作の段階では長距離移動になることも頻繁にありました。同じ県内でも片道2時間半かかることもあり、移動の時間は大きな負担となっていました。
ASPの利用で書類も都度システムで提出できるようになり、移動の負担は大きく軽減されました。
また、翌日には回答をもらえることも多くなり、次の作業へもスムーズに着手できるようになりました。

検査時間の短縮

ASP導入前は、検査になると、お互いに持っている打合せ簿の書類の数や順番の確認から始まり、持っている書類の数が合わないこともよくありました。
ASP導入後はそのチェック自体が不要になりましたし、また自動的に提出順になっているので、並べ替え作業も必要ありません。書類検査時間は2時間以上かかるのが通常でしたが、今は検査時間が少なくとも30分以上は短縮されていると感じています。


その他改善されたこと

ASP導入以前は、書類は衣装ケース2箱分は必ず発生しましたし、カラーコピーの費用もかなりかかっていました。当然、保管スペースも必要です。
ASP導入後は書類(ファイル)の数は大幅に減り、保管や管理は非常に楽になりました。
先日、当社では書庫の整理を行いましたが、『残す書類』か『廃棄する書類』かの判断も含めて、1週間を費やしました。
今後、そのような業務も不要になってくるのではないでしょうか。


今後のASP活用で考えていること


タブレットを各担当へ配布し、出先からでもASP上でやりとりができる環境整備をしていきたいと考えています。
また、現場サポートさんの遠隔臨場も今利用中のものより割安なので、今後検討していきたいと思います。