導入事例

工事状況の共有によって現場のフォロー体制と若手育成につながる 

会社名 吉田建設株式会社
ご担当者 取締役部長 川上啓志様
発注機関 鳥取県 鳥取県土整備事務所
導入前の課題
今まで書類のやりとりを行う為に、発注事務所まで届けに行っていた
解決方法
情報共有システムを利用することで工事帳票を簡単作成・提出・回覧までスムーズに
効果
削減できた時間を現場管理に費やすことが出来た

移動時間の削減により現場管理の充実

今までは紙で書類のやりとりを行っていた際は、現場事務所で作成した書類を発注事務所まで持って行く時間が発生していました。しかし、情報共有システムを利用することで書類のやりとりがインターネット上で出来ることにより、この時間を大幅に削減することができました。
実際に今までの現場でどれくらいの時間をその移動の時間に割いていたかというと、事務所まで往復する時間が30分、書類を説明する打合せ時間が10分で計40分が1度にかかります。これを協議・指示・報告・提出・承諾・立会書類等で80回行ったとすると総計3200分。約53時間の削減が出来ていることになります。
その分を現場管理(地元調整や現場出来形/写真/品質管理、工程見直し、原価管理、安全管理)時間を費やすことができました。

工事状況の共有によって現場のフォロー体制と若手育成につながる

書類のやりとりに関しては、まずは電子上で行う為今まで紙の書類だと発生していた紛失がなくなった上、書類が誰まで回覧されているのかを一目で確認できます。受注者は書類を自分の都合に合わせてクラウドサーバー上で発議が出来るし、発注者も打合せの合間をぬった時間に書類の決裁を行うことが出来るといったようにお互いの時間が有効活用に使えます。
また、各工事に現場担当者だけでなく社内の人間も登録できるため、社内で工事情報の共有ができ、現場の困りごとを上司がいち早く察しフォローすることが出来ました。
そして、そういった電子データを社内技術者が今後共有していけば、若手技術者の未経験の工事の要所を施工以前から見つけることができ、手戻り・現場中止等のロスがなくなります。その上、協議書作成スキルも全体的に向上していくことも期待できます。