導入事例

電波の届きにくい山間部でも、ASPを活用して業務効率化

宮田建設株式会社
ご担当者 長井 拓也 様
発注機関 国土交通省 中国地方整備局
工事 遠隔臨場
導入前の課題
近隣工区との工程表の共有などにメールを使っていて手間があった
解決方法
現場クラウドOneのグループ機能の活用
効果
工程表の共有だけでなく、空撮写真の共有も簡単にできるようになった

「現場クラウドOne」(以下One)を導入した感想を教えてください。


ペーパーレスになり非常にスムーズです。施工計画書や施工体制台帳は印刷しますが、その他の文書はほとんど印刷しなくなりました。


書類の受け渡し以外で活用している機能はありますか?

メッセージ機能で空撮写真などのメールで送れない大容量データを発注者に送っています。
また、ファイル管理機能を使い、安全協議会のグループで週間工程表を共有・更新しています。


グループ機能も活用されているんですね?具体的な活用方法について教えてください。


安全協議会の15〜20社の取り組みでグループ機能を活用しています。
それまでは工程表の共有をメールで行っており、非常に手間がかかっていました。
現在は全社がファイル管理機能を使い、最新版の工程表をアップロードする形で更新しています。データをロックする機能があるので、自分が作業している時に他の人のデータ更新を気にせず安心して作業ができました。
それ以外にも、立会スケジュールの調整や、ダンプトラック等の工事関係車両の往来の予定もグループ機能を活用させていただいています。


ネット環境が悪い山間部の工事現場での運用についてはいかがですか?

現場事務所のネット環境は弱いのですが、One自体は問題なく使えました。一方で現場自体は、全く電波が入りませんでした。
ですが、遠隔臨場の対象工事だったのもあり、衛星通信を準備しました。


衛星通信の利用は最近増えているみたいですね。

近隣の現場でも衛星通信を導入しているようです。
現場は発注者事務所まで片道40分かかる距離だったので、遠隔臨場を実施できれば発注者側の負担も減ると思い、この現場でも導入しました。


今後もネット環境が悪い現場では衛星通信の活用を検討しますか?

そうですね。極力使いたいですね。
ASPや遠隔臨場の便利さは、遠隔地でこそ必要性が高まります。
電波状況が悪い現場では、衛星通信の活用が業務の円滑さに大きく影響します。


今回の遠隔臨場は弊社のシステムではなかったとのことですが、次回はぜひご検討ください(笑)

そうですね(笑)